藤本和博のコーチング・ブログ

パフォーマンス・エンハンスメント・コーチング認定コーチ藤本和博がコーチングについて情報を発信しています。

フォーカスするイメージ・映像を変えていく

TICEコーチの藤本和博です。

 

突然ですが、あなたには 「こうなってほしくない」 と思っていることがありますか?

 

・仕事で失敗をしたくない

・友達に嫌われたくない

・受検で失敗したくない

・恋人に振られたくない

・試合に負けたくない

 

といった感じで 「こうなってほしくない」ことはたくさんあるのではないでしょうか。

 

 

「こうなってほしくない」ことに限って、

想像するだけで緊張してしまうくらい不安になったり

急に怖くなったりと やたらリアルに感じられたりします。

 

真面目な人ほど 「こうなってほしくない」ことにフォーカスしてしまい

行動を起こすもののどんどんドツボにハマっていく

なんてことがあります。

 

実は人間は見た方向に進んでいくという性質があります。

 

それが良いことであろうと悪いことであろうと 見た方向へ進んでいきます。

「こうなってほしくない」ことにフォーカスしたり

現状の問題や課題にフォーカスしていると

そちらの方向へどんどん進んでいってしまいます。

ますます現状へ縛り付けられてしまいます。

 

「こうなってほしくない」イメージ・その場の映像 から「こうなっていたい」「こうなりたい」イメージ・その場の映像 に 変えていくことが必要です。

 

こういったことをリプレイスメントピクチャーと言います。

 

ここからは実体験になってしまうのですが

中学生時代にソフトテニスをしていました。

中学校最後の総体の大事な試合 ダブルスのペアと 「総体で勝ち上がって新聞に出る」 というゴールを設定していました。

 

この試合を勝てば、新聞に名前が出るという大事な試合

負けたくない強い想いから 「負けたくない」と「こうなってほしくない」イメージばかりを膨らまし 試合を戦い、気が付いたら1ゲームも取れないまま対戦相手に マッチポイントを握られていました。

 

最後のポイントに入る前

ダブルスのペアとテニスコートのベースラインから離れ 2人で勝って新聞に載ろう とニヤニヤしながら、セットポジションに入ったことを覚えています。

 

ポイントとポイントの間でしたので ペアと話したのは秒数で言えば30秒もなかったと思います。 でも、試合に勝って新聞に名前が出るのを想像したら嬉しくなって 「負けたらどうしよう」なんて思いを消えていました。

 

2人でイメージ・映像の置き換えに成功してからは

チクセントミハイの言うフロー状態な感じで 身体がとても軽く試合中何をやってもハマる 試合に勝ったイメージに引っ張られていく かのようでした。

 

ものすごく楽しく逆転したことを覚えています。

 

その試合に勝つことでゴールを達成してしまい

エネルギーを失ってしまったので、次の試合はアッサリと負けてしまいました。

 

コーチングの教科書通りになってしまいました。。。

 

「こうなってほしくない」イメージ から 「こうなっていたい」「こうなりたい」 ことにイメージを変えていく(リプレイスメントピクチャー)。

 

そして 「こうなりたい」とイメージしたことが実現したときに どんな気持ちになっているのか にフォーカスしていく、想像していく

 

そうすることで そちらの方向へと進んでいくことができます。

 

※実体験を出しましたが、決して自慢したくて書いたわけではないのでご理解ください。

 

決して自分が凄いというが言いたいのではなく

 

みんな凄いんです。

 

大丈夫です!!

 

 

あなたならもっとできますよ!!

 

 

「こうなっていたい」方のイメージを膨らませていきましょうね。

 

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